CCAPS-iQAS

大学生のメンタルヘルス支援に役立つ、高品質で多面的なWeb回答システム

Mission

CCAPS-iQAS(CCAPS Internet-based Quick Assessment System)とは、

精緻な手続きを経て開発された国際標準の尺度を用いて、

大学生が抱えうる様々なストレスを定量的に評価するWebシステムです。


CCAPS-iQASを通して、

「メンタルヘルスに不調を抱える学生を早期に発見し、早期に支援につなぐこと」が私たちのミッションです。

回答した学生には結果がすぐに可視化されるので、心身の状態への自己理解が深まります。

支援者は回答結果を即時に把握できるので、支援の必要な学生をすばやく抽出し、支援につなげることができます

精神疾患の診断ツールではありません)。


CCAPS-iQASは、

定期健康診断時の全学生を対象としたスクリーニング調査

学生相談(カウンセリング)を継続利用する学生に対するモニタリング調査

の2つを使用場面として想定しています。

いずれもスマートフォン、タブレット、パソコンから回答できます。


支援と研究は両輪です。

良質な支援は良質な研究(エビデンス)に基づいて行われ、

良質な研究は良質な支援があってこそ生まれるのです。

その両輪を走らせるためのエンジンがCCAPS-iQASです。

開発の経緯

日経XTECHの記事をご覧ください(無料登録必要)

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00166/061400082/

セキュリティ

学籍番号をマスタに持ちます。氏名年齢などは保持しません。

学籍番号も暗号化しています。

質問項目

精緻な統計学的検証を経て標準化されたCCAPS-Japaneseを採用しています。

55項目(8領域)から構成され、大学生の心理・精神症状を多面的に測定できます。

リアルタイム表示

回答後すぐに8領域の結果がグラフ化され、基準値より高い領域はメッセージも表示されます。これにより学生は自身の状態を確認できます。また、相談窓口の連絡先も表示されるので、相談へのアクセスが向上します。

スクリーニング

回答結果はExcelまたはCSVファイルで一括ダウンロードが可能です。

カットオフ値を超えた各領域と希死念慮に最大値をつけた場合に色付けされています。

条件に沿って気になる学生(呼出対象学生)を簡単に抽出できます。

モニタリング

継続的にカウンセリングを受ける学生の結果は時系列でグラフ化できます。

これにより精神状態の経時的変化を追跡できます。

英語版

留学生用に英語版62項目のアンケート画面も用意しています。

デモ回答画面

ログイン画面やアンケートを確認するためのデモ画面を用意しています。

お問い合わせ

プロジェクトについて、詳しくは ccaps@benkyoenkai.orgまでお問い合わせください。